涙色

思うままに、意のままに。

とあるイベントに関する総括

 どうも。帝王です。

 10/8、9日に参加したとあるイベントについての日記を書こうと思います。

 なんのイベントなのかハッキリ書かないのはこの日記に出てくる誰一人にも許可をとらずに書いているからです。なので皆さん、なんのイベントか分かったとしても知らないふりをしてくださいね!!!!! いやー二日間もやるなんてどんな大規模イベントなんだろうなあ!!!

 

 はい。というわけでね。

 

 そもそも話の発端は、友人からの一本のLINEでした。一本の、と来て電話、じゃなくLINEに繋がる時代……どうでもいいね。

 なんでも、とあるイベントの人手が足りてないので手伝ってほしい、と。

 このイベントというのが、私が学生の頃にちょっとだけ関わっていたものだったのです。……というとなんかすごい「やってた」感出てますけど、実際は当日行って好きなことやらせて貰ってただけだったりして。まあ一応繋がりがあって、それを手伝って貰えないかという話だったわけです。

 二日間もやる大規模イベントなのになんで人手が足りないのか? まあ色々理由はあるのでしょうが……恐らく一番の理由は例の感染症。アイツのせいで二年間の(実質)中止、その前も台風で中止しているので大分期間が空いたせいでしょう。参加者の皆さんは、今回も久しぶりのイベントに喜び多数の参加を果たしてくれましたが……残念ながら運営側、みんなを受け入れる町の側は代替わりを避けられなかったわけですね。で、一応経験者の私にお声がかかったと。

 

 全部予想というか、勝手に言ってるだけですけどね。実際のところは分かりません。なんの許可もとってないから書いてますがこんなこと書いてちゃ駄目な気もします。せ、説明の流れ上必要だったんだ……っ!

 

 さて。兎に角友人からのそんなお誘いの前に私は悩みました。何故ならお金が無かったからです。ご存じの通り(ご存じの通り?)つい先日香川に行って4日で15万を溶かしていた私の銀行口座はすっからかんでした。無駄遣いせず貯金しよう! と考えていた矢先の出来事、迷ってしまったことも仕方ないと言えましょう。後の流れを考えるとここで過去の自分を庇っておくしかないわけですが、そんなこんなで悩んだ私は、しかし数秒後には心が決まっていました。そもそも論で、断るなんて選択肢は無かったのです。

 友達が頼ってくれてるのなら、応えないわけがないのです。

 ここの心境、どう書いてもカッコつけになるのでとびきりカッコつけて書いてみましたが……まあ裏話として、嬉しかったんですよね。地元に残ってる友人は少ないし、そもそも自分からあまり人と関わるタイプではない故に、誰かに頼られるなんて普段は全然ないんですよ。だから、自分の大事な友達が、自分を必要としてくれてるというその事が嬉しかった。応えたいと思ったのです。

 そうなると次に問題になるのは……宿でした。イベントは二日間、家から朝行ける距離でもないので(集合時間が思ったより遅かったので多分不可能ではなかったけど)宿の確保は必須。しかしこの三連休、且つ大規模イベントで参加者が全国から集まるこの日。開催地近くの宿は既に埋まりまくっていたのです! まあ秒でクリアしましたが。たまたま空いた安宿に一瞬で飛び込めたので。しかしここを逃してたら一泊三万くらいのとこしか残ってなかったので"死"を迎えていた……。

 

 はい。そんなわけで私はその日から残業を重ね(多分どちらにしろしてた)、作り出した休暇を使って木曜深夜に夜行バスに乗り込み、東京(開催地じゃない)に繰り出したのでした!!!

 いやなんでだよ! ってなった東京編については別記事で書くとして。嘘です多分書きません。

 なんやかんやあって金曜夜に開催地に着いた私は、早めに休み二日間に備えたのでした。

 

 ……よし、開催地言ってないからぼかせてるな? バレてない、バレてない。

 

 はい朝ー! おはよー! 出勤の時間でーす! そんなわけで集合場所に行くと……えー、これまた友人、の、妹に会いました! 人手不足ここに極まり、というわけでもなく、彼女も普通に関係者だったからなんですけどね。学生の頃にそれこそこのイベント等を通してそこそこ知った仲だったこの人が、多分今回お世話になった人第二位です。美人で年下の女性、しかも知り合いが近くにいるとなると男はやる気が出るものですからね! 気合十分!

 まあそれは置いといて、しかし実際彼女が一日目走り回ってくれたことでイベントを乗りきれたと言えるくらいには頼りまくってました。流石社会人。……え、俺と同級生の奴の、妹が社会人なんですか? あんなにちっちゃくて可愛いのに!? つか俺が卒業したのはついこの間の筈じゃあ……。ウッ! 頭が……。

 さて、まだ朝出勤しただけですね。そう! ここで、この二日間の"戦友"たちにも出会うことになります。……許可とってないんだけどどうしようかなあ、K澤さんとS藤さんとしときましょう。(仮)です。その人達が、えー……担当が同じ仕事だったのです。つかMC、アナウンスの担当です。段々回りくどい感じに書くのめんどくさくなってきた感はあります。あと戦友とか言ってるけど普通に年上だったので生意気言ってすんませんって感じです。

 しかし本当に戦友と言いたいくらい力を合わせられたんじゃないでしょうか。私が唯一のイベント経験者でしたが、他の二人は普段から別のとこでMC等をやっているらしく……完全に私が場違いですねありがとうございました。だってのに偉そうに色々口出す私を嫌がらずにいてくれただけでも正直ありがたかったのです。自分勝手気味(自覚症状:アリ)な私が楽しい! と思いながらイベント終えられてるんだから相当ですよ。本当にすみません……。

 まあ勿論それだけじゃないです。K澤さんはほんとに上手くて(調べたら芸能人とのツーショとか出てきたので"ガチ"の人だった)、ぼんやりと要望を伝えたら望んでたものが120%で出てくる感じでしたし、勝手に突き進む私に合わせてくれつつもご自分の仕事を果たされるという素晴らしさでした。そう、この人が今回お世話になった人一位です。二日間一緒でしたが、マジで! 彼女がいなきゃやりきれてませんでした。失礼ながらお聞きしたらちょっと年上だったんですけど(初見同級生くらいかと思ってたので流石に謝った、若く見すぎるのもよくない、世界は難しい……)、あと数年で俺もこんくらい頼れるように……なるの? って感じでした。多分無理です。

 そしてS藤さん、こちらは逆に一番迷惑をお掛けしたまであります。あの、そもそもMC3人って割とね? 多いんですよ……コロナ対策もあって仕方無いんですけど。話し合いってどうしても二人で進みがちで、マジで頼りになったK澤さんとイベント経験のあった私が実行委員と打ち合わせる機会も多くて。S藤さんが一番、急な話に対応したり、よく分からないまま進む事態があったりしたんじゃないかと思います。申し訳なく、そしてそれ全部に対応してくださったのでやはりすごい人でした。

 あとそれだけじゃなくて……私と、K澤さんもまあまあ、二人がどちらかというと仕事としての意識が強すぎたので。上手くスケジュール続けていかないとってなりがちだったんですよね。けどS藤さんはどんなに忙しいときでも、一つ一つの演技を丁寧に見て、言葉にしてくださった……お陰で会場の雰囲気が良いまま最後までできました。演技とか言っちゃったけどまあしゃーないね、続けましょう。

 あ、いや、終わりだわ。一日目、しゅーりょー。ありがとうございました。

 戦友K澤さんとS藤さん、妹氏。そして事前準備からMC勢とやり取りしてくれていたT山氏! 皆さんにおんぶにだっこで乗りきったこの日を終え、4人中3人がいない二日目へと時間は進みます。いや無理じゃん。詰みだよそれ。

 

 しかし二日目も、頼もしい戦友達が! S藤さんの代わりに来てくれたのは、某大学のW田さんとO野さんでした。ヒソヒソ……奥さん聞きました? あの人今度は大学生を戦友とか言ってるらしいですよ……歳の差ぁー! 私は泣いた。

 この二人もまた頼りになりまして。細かなことに気付いて動き回ってくれたO野さん。一日目とは違う雰囲気にK澤さんすら戸惑う中で、見事に落ち着いていました。段々みんな適当になっていくなかで一つ一つ丁寧に対応してくれたW田さん。最初から最後まで会場を盛り上げようと言う気持ちが伝わってくる喋りでした。二人ともすげーなーと思ってたら、普段から放送関係に関わってるとのことで……ほんと俺、なんであそこにいれたんだろうね……? 高校で一年ちょい喋っただけの素人やで……。

 俺が妹氏に言えなくなった無茶を聞く羽目になってしまったH林さんにも大変お世話になりました。一日目もいたけど知り合い度がまだ低く、あまり無茶言ってませんでしたもんね。あとどうせ話しかけるなら可愛い女の子の方がいいからね、つい妹氏に頼りがちだったよね。分かる分かると頷く声が聞こえます、世界から。

 二日目はなんか色々と予定バグったりしたけども、やはり最後にかけての盛り上がりは4年前を彷彿とさせるものでした。あそこでスペシャルゲスト(イベント的にはメインとも言える)が一瞬だけ来るの流石に運命でしょ。理屈や予定をぶっ壊してハッピーエンドに持ってく力がプロは違うね! マイクで裏から数秒喋っただけで空気を完全に持っていく、完璧でした。仮名思い付かないから名前出してませんけど会場にいた人は分かるよね? ありがとうございました。

 そして実はあの後知ったこと、大学時代の友人がお客さんとしていたんだそうです。そうそう、声かけてきたのとは別のね? 友人。「声聞いてすぐに分かった!」と言われたのが嬉しすぎました。

 ところでここまで当日の話で一切出てこない、きっかけになった最初のほうの友人氏ですが……まあほぼお世話に、なれなかったんですよね。会場違ったから。けど軽く会えたので良かったですっつー、そんくらいの軽い感じでまた会える気がするような仲だと俺は思ってるのでこんなもんでいんです(自己暗示)。 

 そして、ちょっと口走った演技、要はイベントの主役のほうですが……みんなすごいのは4年前までに分かってたから、そこに関しては正直書くことが無い! 特筆したいことと言えば、時間が空き過ぎて引退を考えた人、した人の話や、チームの解散といった話が結構聞こえてきたことですね。久しぶりに開催されて、楽しくてうれしい一方で、そういう現実もあるんだよなあと感じたところでした。……ところで皆さん、運営側とか興味ありません? ←

 

 さて。そんなこんなでイベントも終わり、片付けの隙を見てお世話になった人達に声をかけ、ひと足先に帰路について……ゆゆゆい生放送に繋がるわけですね。こちらは新たに記事を書くつもりはないのでサ終発表時の記事を読んでください。

https://vividbooks.hatenablog.com/entry/2022/09/02/183656

コンシューマ化おめでとう、ありがとう! フッ、みんな突然の話題についてこれないようだな……分からない人は無視してください、ただの脱線です。

 

 兎に角! 二日間、結果的に大変楽しませて貰いました。学生の頃からなので、……何回目だ? 俺は四回目だと思ってるんですけど、違う可能性もある。それだけ長く関わらせて貰ってると、世代交代ということも意識せざるを得ないというか。今回は色々特殊だったけど、いつまでも老人(26歳)が居座るのも良くないなと思うんですよね。多分色んな人巻き添えに刺してますけどまあ仕方無いね。

 そういう意味では、今回学生と一緒にできたのは良かったのかな。少しでも伝えられたことがあれば……いや、無いな……まあK澤さんを見て何かを引き継いでいるでしょう。俺からはそう、結構適当で大丈夫だということが伝わった筈! 全人類に怒られますねこれ。

 そんなわけなんで、私はここらで身を引きつつ、いちファンとして見守っていくことになりそうです。勿論、これに限らずこの友人に限らず、友達に頼られたら応えられるように準備しつつね。つまりお金を貯めなければならない。この楽しかった記憶を胸に、またいつかの機会に向けて頑張って生きていこうと思います。

 

 それでは、来年に向けてよっちょれ完璧にしないといけないのでここらで!(こいつ来年も行く気だ!)