涙色

思うままに、意のままに。

もうすぐ21になるコドモ

 事の発端は、ある一つのYahoo!ニュースの記事、…のページである。

 

 女優、でいいのかな?の芦田愛菜さんが慶應義塾の中等部に合格したことに対し、俳優の坂上忍さんが「親御さんと事務所も偉い。本人の意思を確認、話し合って勉学に専念させる。チームとしての力」と称えた…と、いうニュース。

 因みに、発言を記事にしたところから更に一部表現を省略して記述している為、本人の発言そのものとは異なって見える場合があります。ご了承ください。

 というかこの記事はいいのである。私が気になったのは、この記事のコメント欄に

「なんで上から目線なの?」「こいつに言われてもな…」

 みたいな書き込みが沢山あったこと。

 

 えー。

 

 因みに先に断っておくと、私は坂上忍大好きである。なんとなーくテレビ付けて、この人映ってたら取り敢えず腰を下ろすくらいには好きである。普通に面白いし、言ってることも変だと感じたことが特にないし。

 

 んでまあだから、このコメントを見てなーんかモヤモヤしたわけだ。大概自分の発想も飛躍しすぎだとは思うが…。

 例えば前者は、私からすると、大人だから、年長者だから別に良くないか?という。別にそんな目くじら立てるほど上からでもないし、ある程度は年長者だからで済まされないか?

 漢わたくし、割と年功序列重視である。尤も、年上には絶対従う!とかでなく、そもそも上司にだって絶対従わなきゃいけないとかありえないと思うわけだが置いといて。自分より長く生きて、多くの経験をした人のことは敬って然るべきじゃないか?年長者が人生の後輩を可愛く思うのは、普通のことじゃないか?と。

 後者はもうただ、ええやん、思ったこと言っても…という感じである。立場とか自分の状況とか、この場合だと学歴の差とか、気にしなくてよくないかね。…まあコメントした人達も思ったこと書いてるだけなんだろうがそこは置いとけ。

 

 ここからふと連想したのが、「反論がある人は代替案も一緒に出してねー」の風習である。

 いや、代替案なんて思いつかねーけどその案が駄目だという事実は変わんねーよ。…みたいなこと、無い?それ言っちゃ駄目?という。うーんあんまり関係ないのかな。

 

 他にも色々ツッコミどころのあるコメントも色々あったけれど、なんというか…みんな随分と攻撃的ですなー。そんなに食いつくようなことかねー。みたいなモヤモヤがあったのです。

 そのコメントに食いついてるのが俺なわけだけど五月蝿い黙れ。

 

 タイトルの理由としては、「結局は理想論だよなあ」と。何がって、思ったことを言いたいことを言えばいい。TPOなんて知ったことか!と考えていつつ、でも現実は、人付き合いはそう上手くはいかないんだろうなーと。

 分かっていても理想論を追いかけてしまう、そんな現実を認めたくない私はきっとコドモなのだろう。いつまで理想を持ち続けられる、いつ現実に屈する。

 

 そんなことを考えながら、ああ、今日も本題から微妙に逸れてるな…と反省する私である。