涙色

思うままに、意のままに。

多分この記事も黒歴史になる

黒歴史、という言葉をご存じだろうか。

 

元々はアニメ「∀ガンダム」の用語で、太古に封印された宇宙戦争の歴史を指していたそうだ。

転じて今は、無かったことにしたい過去のことをそう言い表すことがある。

 

今回は、無かったことにしたい過去の話だ。

そして無かったことにはしない過去の話でもある。

 

私がこのブログを作ったのはもう一年半以上も前のことなのだが、記事の数はかなり少ない。というかこの前の記事と更にひとつ前の更新は一年もの間が開いている。
忙しかった、だけでなく精神的にかなりまいっていた時期もあって、そんなわけで私も久しぶりにこのブログをじっくり見たわけだ。過去に書いた記事も含めて。

 

悶絶した。

 

spinda.hatenablog.com

 

これなんか特にそうだ。別段恋人も好きな人もいない今、この記事を読んだ私は「じゃあ今死んでいるのかな……」となった。いや、今読んでも嘘は書いていないのだ。確かに当時はこう考えていて、今も正反対に思っていたりはしないけど、オーバー過ぎて超恥ずかしいのだ。勘弁してくれ過去の私よ……

 

なんて言いながらもこうしてリンクを張っていたり、消していないところからわかるだろうが、無かったことにはしない。
無かったことにしたいが、無かったことにはしない。

この過去の自分、若気の至りってやつも、今の自分を形作る要素だ……と思っているのともなんか違う。普通にコイツ恥ずかしい奴だな、と思う。私だけど。

 

私は私に責任を持ちたいのだ。「こう」であったことを誤魔化さない。めっちゃ恥ずかしい、けれど、恥じるべき発言を、思考を、生き方をしてきたと思いたくはない。

寧ろこれは自慢だ。どうだ、過去の俺はこんなに面白いこと考えて生きていたんだぜと。こんなことを本気で悩んでいたんだぜ、笑っちゃうだろ!という、それは自慢。そうやって一生懸命に生きていたんだという自慢だ。
卒業アルバムを他人に見せたくなる類のアレ。恥ずかしいから見せたくないけれど、輝いていた日々を知ってほしいと思うあの感覚。きっとこの先も、過去を思い返すたびに繰り返し感じるソレを、一年ぶりに見たこのブログで感じたのだった。

 

次はもうちょい早く更新しような……!